《 猛暑を乗り越える 〜季節を意識した生活〜 》

暦上ではもうすぐ8/7に【立秋】を迎えますが、まだまだ暑さのピークの日々は続きます。今は新しい季節の一歩手前の【夏土用】の時期です。夏バテせず、元気にお過ごしでしょうか? 夏は本来、活動的に動いて過ごす季節ですが、身体が夏を迎える準備ができていないと暑さに耐えられず夏バテしてダウンしてしまいます。 こちらのコラムではこれまで[春]の間に冬に固まった身体を柔らかく緩めていき、適切な【デトックス】を行うことや、梅雨が終わるまでにしっかり【汗】をかいて毛穴を広げておく準備などをお伝えしてきました。 またその前の[冬]の期間は、身体の芯を冷やさずに熱を保った状態で過ごすことが大切ですし、[秋]の期間は夏の疲れを癒やして冬の準備をすることが大事です。 一年を通して[夏や冬]などの厳しい季節を乗り越える準備を意識して生活すると、身体は快適にいられるのですね。 苦手な季節がある人ほど少しでも身体のケアをしてあげると、身体の【体質】はちゃんと応えて向上してくれます。 人の身体も【植物】と同じように、春に種を蒔き、夏に成長し、秋に収穫し、冬にまた来年の種を作る。という自然界のリズムに合わせて活動していくと、日常の生活や仕事が年を追う毎にスパイラルにどんどん進化していくものです。 暑い季節はたくさん汗をかくので【水分補給】が大切です。こまめに水を飲んで、身体を潤わせてあげてください。 同時に【塩】や【ビタミンC】も意識して摂取することで体内への吸収を助けます。このバランスが悪くなると身体から不調の信号が発信されます。 汗がきちんとかけず体内に【熱】が溜まると【熱中症】の症状が出ます。一度熱中症になってしまうと、いくら水を飲んでも回復できません。涼しい場所で安静にすることでしか回復しませんので、症状が出る前に対応してあげましょう。 [...]

2022-08-18T18:04:49+09:002022.08.01|イベント, ニュース|

《 天気と感情 〜鬱も大事に受け入れる〜 》

本来ならまだ梅雨の季節ですが、今年は今のところ雨が少ないですね。雨が降らなかったり暑い日が続いたりすると、ダムの貯水量の問題以外にも自然界のバランスが崩れてしまうかもしれません。 例年ですと、何日も雨が続くと【晴れ間】を大切にして、洗濯物や布団を干したり、積極的に陽の光に当たることをオススメしたりします。 ですが本来雨が降るべき時期に降らないのであれば、雨の日を大切にするべきかもしれません。雨の日が続くと【鬱々した気持ち】になりがちですね。梅雨は鬱々を感じるべき時期だったりもします。 鬱々とした感情は、ほとんど全ての人に誰でもあるもの。それを受け入れずに無いものにしてしまうのは不自然なこと。 鬱の感情を具象化して言葉で表してみると、心の奥の深いところでジトジトと換気が悪く滞っているような感覚でしょうか。 すべての感情は溜めずに小出しに発散してあげることが大切です。【集中豪雨】のように一気に放出されると、人間関係や感情の崖崩れ・決壊の要因になったりします。 また溜め込んだ感情を発散できずにいると、自分の身体を責めてしまい【万病の元】になることもあります。 あの時あの人に言われて傷ついた言葉、身動きできずに我慢し続けていたこと、気づいてもらえず独りで抱えていた気持ち、助けてもらいたいのに誰にも言えなかったこと・・・ どんな人にも辛く苦しい気持ちはあるもの。たまにそうゆう気持ちに気付いて味わってあげてください。 気象も感情も、どの天気が良いとかどの感情が悪いとかはありません。台風も大事な地球の事象ですし、怒ることも自然な感情のひとつです。 [...]

2022-08-18T18:04:27+09:002022.07.03|イベント, ニュース|

《 自然を整える 〜光と風を通す〜 》

梅雨の季節に入り、雨の日が多くなってきました。これから更に雨が降り注ぎ、大地には水が満ち、湿度はどんどん高まります。 今回は『身の回りの植物や自然の整え方』のお話しです。 大地の中、地中の状態を直接見ることは出来ませんが、大地の上の植物の状態は地中の状態を現しています。 植物が密集している場所は、地中の【水】が流れずに溜まって滞っている状態ということ。 水が溜まりすぎていると、植物が空気を求めて葉を張りめぐらせ過ぎてしまっています。葉っぱは、根っこの状態を=で現しています。 葉が密集していると【風】が通りずらくなり、空気が澱み、空間がうっそうとしてしまいます。 水や風が滞っているような場を【ケガレチ】と云い、悪循環を生み出してしまいます。 ではどうすれば良いのでしょう? 地中の水をどうこうしようとアプローチするのは難しいですが、地表に風が通り抜けるようにしてあげると、地中の水も流れるようになります。 水と風は表裏で繋がっています。中国思想の【風水】の大元の考え方です。 [...]

2022-06-30T11:11:44+09:002022.06.23|イベント, ニュース|

WINK掲載コラムのバックナンバー【6月号】

2018年6月号から2021年3月のまでの間、3ヶ月に一度のペースで備後エリアの地域情報誌【WINK】にしぜん療法院のコラムを掲載させて頂いていました。 掲載年は変われど、毎年やってくる6月の時期に合わせたお話しを様々な自然療法家にコラムを書いてもらっています。 3名のコラムは、時代と季節にリンクして繋がっています。 画像添付なので読みずらいtこころもあるかと思いますが、良かったらぜひご覧ください* 2018年 〜自然な療法って何だろう?〜 中出 公一郎(しぜん療法院、尾道くらにお整体) 2019年 〜梅雨の時期は夏に向けた身体作りを〜 [...]

2022-06-30T11:20:43+09:002022.05.25|イベント, ニュース|

《 初夏、汗をかこう! 〜水の流れを詰まらせない〜 》

GWが終わり、陽射しの強さを感じるようになり、季節は夏を迎えました。替わるがわる新しい花が咲き、植物はすくすくと伸び、自然の活性を感じます。 この時期は【汗をかくこと】が大切です。 もうしばらくすると日本は【梅雨】になりますが、今ぐらいから梅雨が終わるぐらいまでの間に何度かしっかりと汗をかくことを意識してみてください。 梅雨や台風、集中豪雨など、これからまとまった雨が降る期間に入ります。 【水】の流れは大地の詰まっている場所を押し流し、最後はそこを決壊させて水を通します。 そうなる前に水がスムーズに流れるよう、詰まりを取ってあげましょう。 人の身体も同じです。 夏に汗をかくべきタイミングの時に汗がかきやすいように、毛穴の詰まりを取って開いておくと、【熱】を溜めずに放出できる身体になっていきます。夏に熱を放出できずに蓄積されると、それがゆくゆく万病の元になっていきます。 汗には2段階あります。 すこし身体を動かした時にかく汗と、 [...]

2022-06-30T11:23:54+09:002022.05.07|イベント, ニュース|
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