カラダは自分で自然に治っていく力を持っています。
生きている限り、より良くなっていく力・元に戻っていく力が備わっているのです。
リラックスして、急がず、素直な心で、カラダの心地よさを感じている時、そんな力が発動されるようになります。
でも日々の生活の中で、習慣のクセや身体の使い方、頭の中でのことに支配されてしまっている時、その力は封印されて身体はどんどん固まっていってしまいます。
そんな[治っていく力モード]に入るために、【カラダのリズム】を感じてあげるのは大切なことです。
身体はいくつかのリズムを持っています。
呼吸のリズム、心臓のリズム、細胞のリズム、1日のリズム、月のリズム、年のリズムなどなど。
臓器ごとにそれぞれのリズムもあります。
たとえば呼吸のリズム。
今、どんな呼吸をしているか感じてみる。感じてみていると、だんだんと呼吸が深くゆっくりになっていくのが分かります。そうしていると心もなんだか落ち着いてきて、いろんなことが落ち着いた心で見渡せるようになるかも。
たとえば心臓のリズム。
産まれてから今まで、止まることなく刻み続けてくれている鼓動をただただ感じてみる。それは生命を感じるということ。意味を感じるよりも深いメッセージがあるかもしれません。
身体には[自律神経]や[調子]など、本来は音楽で使う漢字や言葉が使われていたりします。
臓器の名前にもすべてに[月]という漢字が入っています。その意味を考えてみるのも良いでしょう。
カラダのいろんな部位から放たれている波長のリズムを感じて調子を合わせてあげると、世界に対して奏でる自分のシンフォニーがより美しいものになっていく。それはあなたがあなたであれば良いということ。
桜の花が咲き、散り舞う、心地の良い季節ですねまたこの季節が来て、美しく過ぎ去っていく。
そんな当たり前のことがとても嬉しく有り難いことだと感じます。