《 自然を整える 〜光と風を通す〜 》

梅雨の季節に入り、雨の日が多くなってきました。これから更に雨が降り注ぎ、大地には水が満ち、湿度はどんどん高まります。 今回は『身の回りの植物や自然の整え方』のお話しです。 大地の中、地中の状態を直接見ることは出来ませんが、大地の上の植物の状態は地中の状態を現しています。 植物が密集している場所は、地中の【水】が流れずに溜まって滞っている状態ということ。 水が溜まりすぎていると、植物が空気を求めて葉を張りめぐらせ過ぎてしまっています。葉っぱは、根っこの状態を=で現しています。 葉が密集していると【風】が通りずらくなり、空気が澱み、空間がうっそうとしてしまいます。 水や風が滞っているような場を【ケガレチ】と云い、悪循環を生み出してしまいます。 ではどうすれば良いのでしょう? 地中の水をどうこうしようとアプローチするのは難しいですが、地表に風が通り抜けるようにしてあげると、地中の水も流れるようになります。 水と風は表裏で繋がっています。中国思想の【風水】の大元の考え方です。 [...]

2022-06-30T11:11:44+09:002022.06.23|イベント, ニュース|

《 初夏、汗をかこう! 〜水の流れを詰まらせない〜 》

GWが終わり、陽射しの強さを感じるようになり、季節は夏を迎えました。替わるがわる新しい花が咲き、植物はすくすくと伸び、自然の活性を感じます。 この時期は【汗をかくこと】が大切です。 もうしばらくすると日本は【梅雨】になりますが、今ぐらいから梅雨が終わるぐらいまでの間に何度かしっかりと汗をかくことを意識してみてください。 梅雨や台風、集中豪雨など、これからまとまった雨が降る期間に入ります。 【水】の流れは大地の詰まっている場所を押し流し、最後はそこを決壊させて水を通します。 そうなる前に水がスムーズに流れるよう、詰まりを取ってあげましょう。 人の身体も同じです。 夏に汗をかくべきタイミングの時に汗がかきやすいように、毛穴の詰まりを取って開いておくと、【熱】を溜めずに放出できる身体になっていきます。夏に熱を放出できずに蓄積されると、それがゆくゆく万病の元になっていきます。 汗には2段階あります。 すこし身体を動かした時にかく汗と、 [...]

2022-06-30T11:23:54+09:002022.05.07|イベント, ニュース|

《 春 〜種植え、芽張る季節〜 》

日々を重ねる毎にすこしずつ暖かくなるのを感じるこの季節。 今年もやわらかな陽射しと共に、たくさんの新しいことが始まる春がやってきました。 春の語源は、[草木が芽吹き発するハル][開墾する意のハル][晴天を表すハル][年が更わるのハル][祓い清めのハル]などと云われています。 春には【ハル・張る】という感覚があります。 種は、ぱーんと張りながら芽を出し、根を地中に張ります。 そして大地に根付きながら、葉を天に張りながら成長していきます。 人の身体も自然界とリンクしているので、冬の間に固く縮こまっていた身体は、 芽吹きと共に柔らかくなる大地と同じように柔らかくゆるんでいきます。 身体がゆるむと同時に内側で起こる張るような感覚を掴んであげると、 身体は自然と整っていきます。 [...]

2022-06-30T11:41:30+09:002022.03.03|イベント, ニュース|
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